柳緑花紅

「紅白初出場」という大きい山を素晴らしい形で超えたSKE。
SKEのいわゆる「箱推し」(SKE48という「グループのみんな」が好き)である俺としては、一山超えてメンバーが何を感じたのかが気になります。

大舞台で成長した子、何かを感じ取った子も多い筈です。
それを知るには、48Gの基本である「公演」のパフォーマンスやMCを見るのが一番。
という事で、新年最初の公演を、早速今日初日のチームEからチェックしてみようと思いました。

チームEは一番新しくできたチームで、中学生~高校生の若い子が中心です。
若い子が多いだけに紅白の経験から吸収したもの、考える事も多かったのでしょう。
メンバーのやる気に満ち溢れた感情が伝わってくる、素晴らしい公演でした。

ちなみにこの公演、AKBの研究生も見学にきていたそうです。
AKBの研究生は、この公演から何を感じたのでしょうか。

初回である昼公演が素晴らしかったので、思わず夜公演も見てしまいました。
その中で感じたのは、木本花音の出来が秀逸だった事。

木本花音はチームEのいわゆる「センター」です。
近頃は周囲の突き上げに押され、覇気が無いように見えましたが、今日は目に力が宿ってました。
公演を見ていて何度ゾクゾクさせられたか。あの鬼気迫る目つきには魂を揺さぶられます。

MCで「今まではまだまだだった。今年は死ぬ気でやりたい。」と言っていたので、年末の紅白の猛練習から、何かを掴んだのでしょう。
ちなみに彼女の座右の銘は、「死ぬ気でやれよ、死なないから。」
ここまで自分を追い込める彼女、まだ中学3年生。SKEにはこんな子がゴロゴロいます。
だから「箱推し」になるんですよね。

そんな木本花音とともに感銘を受けたのが、研究生からアンダーで出ていた新居井沙也加。
公演では、その日出演するメンバーが自己紹介を行うコーナーがあります。
そこで「今年の抱負」を各々書き初めで披露するとの事でした。

そんな中、普段口下手でほとんど言葉を発しない彼女が書いた書き初めが「柳緑花紅」。
この言葉、「やなぎはみどり、はなはくれない」と読むそうです。俺も初めて聞きました。

その後彼女がぼそっと言った言葉が、「当たり前の事を当たり前にやりたいと思います。」
それは実は非常に難しい事。深い。何とも深い・・・!

普段自信無さげに細々と話す彼女が、そんな考えを持っていた事に衝撃を受けました。
と同時に、「柳緑花紅」って素晴らしい言葉だな、と。

気になったので後から調べてみたら、蘇東坡という11世紀の北宋の詩人が読んだ言葉との事でした。
意味は、「柳の葉が緑、花が紅なのは当たり前だが、それが物事の真理」という事。
要は「物事を素直に捉え、ありのままである事が大事」との事で、彼女の言葉にもつながります。

まさかSKEの公演でこんな言葉が聞けるとは思いませんでした。それも研究生の口から。
こういう言葉を知っていて今年の抱負にするという事は、普段から「生き様」を深く考えているという事。
そう考えると新居井沙也加は凄い子だと思いました。思わず俺推しそうです・・・

また一つ、アイドルの公演を見て人生勉強をしてしまいました。
本当、SKEの公演は俺にとって、下手なビジネス書よりもためになります。
これも最近見つけたいい言葉ですが、正に「我以外皆我師」です。
こうして公演を楽しみつつ、どんどん勉強していきたいです。
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by yrv9985-2450 | 2013-01-05 21:12 | SKE48