「なおす」と言われると?

うちの田舎を含め、九州辺りでは物をしまう事を「なおす」と言う。
例えば「それなおしといて。」と言われたら、その物を片付ける事なのだ。向こうでは・・・
しかし、一般的な共通語の認識ではそうではないのである。

一般的に「なおす」と言われたら物を修理する事。
こっち(関東)の人が仮に九州に来れば、「なおしといて。」は日常的且つ当たり前に使われるので、壊れてもいないものをどうやって「なおす」のか?と路頭に迷う事になるのだ。
俺も最初のうちは「なおす」は共通語として認識していたので、先輩に言われるまでは普通に使っていた。
が、こっちでは通じないらしいので、それ以降意識して「しまっといて」とか言うようにしている。
(どうしても「なおしといて」と言いかけるけどね。)

なぜこんな事を書いたかと言うと?
先日後輩と何気ない仕事中の会話の際・・・
「これ元の所になおしておきますね。」と言われたのだ。

「えっ?お前はなおすで通じるの?」ととっさに聞き返してしまった俺。
と言うのも彼の実家は神奈川なので、俺が思うに「なおす」が通じないと思っていたからである。
(親戚とかに九州方面の人がいる訳でも無いらしい。)
気になったので別の人間(やはり関東圏)に聞いてみたが、やはり「なおす」だと物をしまうという意味は通じないようだ。
一概には言えないだろうが、ちょっと不思議だったね。こんな事もあるんだ。
ただ、上司に言わせると「お前らは田舎者だ!」という事になるらしいがw

ちょっとした事だけど、案外通じないと言う言葉は多いもんね。
特に俺は大阪にいた事があるからこういう経験は多い。
例えば、「ほる」(ほかす)とか「どんつき」とか・・・意味分かりますか?

「ほる」(ほかす)は関西弁で「捨てる」の意味。
最初に「これほっといて。」と言われてごみを渡された時、どうしたらいいか路頭に迷ったなw
「ほっといて。」と言われたらそのままにしておきますよね、通常・・・
(ちなみに大阪でほっとくは「ほたっとく」)
でも、ごみをそのままにするのはモラルに反するよな・・・
「捨てる」という事だと気づいたら納得できたけどね。

続いて「どんつき」
先輩が「イナイチのどんつきが・・・」とか道を言う時に散々使っていたが、俺にはチンプンカンプンだった事がある。
そこで意を決して「どんつきってなんですか?」と聞いてみた事がある。
すると一様に驚かれたのが「どんつきって共通語じゃないの?」という事。
少なくとも、当時の俺はそこで初めて聞いた言葉だったのである。

「どんつき」とは「突き当たり」の事。これもおそらく関西弁。
九州でも聞いた事が無かったから関西弁で間違いないはず。
ちなみに「イナイチ」は国道171号線。171→イナイチになっただけ。
国道246号線→「ニーヨンロク」みたいなものである。
俺はその時「イナイチ」はどこかの地名だと思った。
実際「テンロク」→天神橋筋六丁目という地名の略称が大阪にはあるしね。

言葉ってこうして考えてみると面白いよね。
俺の田舎の鹿児島弁なんて他に通じない言葉だらけだし。
(島津家がよそ者に分からない様に言葉を作ったから当然ではあるが。)

「いして!」、「わっぜ」、「テゲテゲ」、「てそい」、「ぐらしか!」、「げんね~!」、「よかぶる」・・・

この言葉が分かったらあなたは立派な鹿児島人ですw
そして俺も鹿児島の田舎に行けば本当に何を言っているのか分からなくなるし・・・
敢えて答えは書かないので、気になる人は調べてみてくださいね♪
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by yrv9985-2450 | 2006-11-07 15:38 | 雑記 | Comments(2)

Commented by とらある at 2006-11-07 21:56 x
どんつきはわかるぞ(^^)

あとは…
テンロク…1.6リッターの車w
Commented by yrv9985-2450 at 2006-11-07 22:10
どんつき・・・ってこっちでも言うんだ。

テンロク・・・1.6リッターのクルマだよな。
君が言う姿を想像しながら書いていたら本当に言うとは・・・w