プロ根性っていいね♪

改めてスピーカーを発注した経緯について書いていきましょう。
今回お世話になったのは、厚木基地の近くになるアイエヌジープラスさん。
ここはカロッツェリアの大会で全国10位に入るほどの腕の持ち主です。
ここならばドツボにはまった俺のスピーカー選びに対し、いいアドバイスを頂ける事でしょう。
素人がウダウダ悩むよりも、プロに聞いたほうが間違いはないだろうし・・・
という事で行ってみる事にしたのである。

その事をブログに上げてしばらくしたら早速師匠からメールが・・・
その後朝一で向かう旨を告げると師匠も行くとの返事。
この人、前日夜勤で今晩(というか今頃)も働いているはずなのだが元気なものである。
まあここ2日に関してはYRVで300km近く走り回っているので人の事は言えんが・・・

師匠とは現地で落ち合う事として出発。
先に俺が到着し、「本当にここでいいのか・・・?」と不安に思いながらお店へ。
すると、NETでの噂どおりの気さくなご主人に出迎えて頂きました。
わざわざコーヒーまで出して頂き、正直言ってちょっと緊張気味である・・・
こういった専門店に行くの、なにぶん初めてだからね。

早速簡単なプロフィールに音楽の趣味を書いてから話を聞いていく。
すると、まずは「いいスピーカーとは何か?」という事からお話が始まりました。
俺ら素人が考える「いいスピーカー」とは、自分の好みの音楽を奏でるスピーカー。
俺もそれがいいスピーカーだと思っていましたが、プロから見ると違うようです。

プロから見た「いいスピーカー」とは、録音された情報をしっかりと出せるスピーカー。
すなわち、録音状態が悪い物はそれなり、いい物は良く再生するのがいいという事である。
確かに好みの音楽は自分の好きな「音色」なだけだもんな・・・

お次は音の出方の話。サブウーファーの効果について話を伺いました。
サブウーファーとかは低音を補強する物というのが一般的な考え。
しかし、サブウーファーを効かせると低音もだがそれ以上に高音が良くなるんですよね。
音に輪郭が出てくるというか、何と言うか・・・ちょっと不思議な感覚である。

これは意外でした。ご主人曰く「音の表情がはっきりする」との事。
その為には低音の補強が必要で、サブウーファーはそれを補正してあげるのが役割。
そしてサブウーファーがいるのかいないのか分からないぐらいなのがいい音だという事です。
確かにサブウーファーを入れると音に艶が出るというか・・・

サブウーファーは低音を「ズンズン」鳴らす物というのが誤解という事が良く分かりました。
師匠の言う、「サブウーファーが音を押し出す感じ」というのはこういう事だったのか・・・
なので次辺りにサブウーファーの設置も考えてみては?という提案でした。
なるほどね。色々と参考になります♪

この辺で師匠到着。なんと娘連れである。
よって来たはいいがぐずる娘をあやす為外へ。せっかく来たのに勿体無いな・・・
師匠が外へ去った後、今度は音の好みの話へと移っていきます。

音圧が十分だが若干低音のキレが無い音と、キレがあるが音圧が若干弱い音を聴き比べる。
「太い1本の角材」「細く大量の角材」が出てくる違いという事。
俺の好みは「細く大量の角材」が出てくる低音でした。
日本人はこの好みのほうが多いようです。
ちなみに「太い1本の角材」も迫力十分で楽しいんだけどね♪

ここまでの会話を参考に、ご主人が俺に向いているであろうスピーカーを探っていきます。
そこで提案があったのが、PHASSのER6.5Sというスピーカー。
マイナーなメーカーだがいい音を奏でるとの事でした。
それに当初考えていた輸入物と比べ余計なマージンが無い為価格も26000円と安め。
「輸入物は価格にマージンや関税があるのでコストパフォーマンスが悪い」らしい。
確かに理に適っているな・・・

あらかじめ予算を7万円と言っていたので、スピーカーを安めの物にして、それをデッドニング等で鳴らしきる方向にお金をかけた方がいい音を鳴らせるとの事でした。
ただご主人から「あと2万ください!」との提案が・・・

その2万の差は、デッドニングをどれだけしっかりやれるかという差。
YRVのドアはかなり薄いので、しっかりとしたデッドニングは必須と思われる。
それにデッドニングとかは一番腕の差が出やすい所。
逆に言うと、そこがプロの腕の見せ所という訳である。
確かに俺もそこを求めて来たんだもんな。ケチる所でも無いだろう・・・
ポン付けならば何もプロに頼まず、カレストにでもオートバックスでもいい訳だし。

その後、パイオニアの本社の方がデモカーで店にあいさつに来ました。
デモカーのオーディオにかかった金額、170万円だそうな・・・w
しかもデモカーはメルセデスベンツのワゴン。
運転席に座る事なんて一生無いだろうし、聴くだけならばタダなので聴いてみる事にしました。

デモカーで聴いてみると・・・音の出方がメチャメチャ自然です♪
スピーカーは四隅にある筈なのに、音は前方から聞こえてきます。
しかもスピーカーから出ている印象が全く無い。
実はこれは凄い事で、タイムアラウンドという音が同時に耳に届く機能が完璧だと言う事である。
当然音は・・・カロらしく高音が綺麗に出てくるいい音です。
お陰で口元は緩みっぱなし。とても買える物ではないが凄い音です!

デモカーの音を聴いた後はパイオニアのスピーカー作りの話へ。
ここで師匠は撤収。今頃寝てなければいいが・・・w
パイオニアのスピーカー作りにかけるエネルギーは半端な物ではないというのを実感。
スピーカーメーカーのほとんどが中小企業なのに対し、パイオニアはかける資金も労力も違う。
だからいい物が出来てくるとの事。
ちなみに高音のシャリつきとかがカロのスピーカーで出るのは、スピーカー側の問題ではなく録音音源の問題で、悪い録音もそのまま再生されてしまうが故に出てしまう音だそうな・・・
それだけ凄い物を作っているというのが専門家の意見である。

ただ問題は価格、というのもご主人とパイオニアの人双方の意見でした。
6万クラスのスピーカーは凄くいいが、3万~6万の間の価格帯が無い。
ご主人曰く、3万クラスのスピーカーは高音がいま一つ。
これに6万クラスのツイーターがあれば・・・との事でした。

あれだけカロッツェリアが支持されている訳が分かった気がします。
パイオニアの人が帰る時に何気なく言った、「専門店がうちのスピーカーだけしか置かなくなったら終わりだと思ってますから。」という言葉に重みを感じましたね。
うちは音作りではどこにも負ける気はしませんよ、という自信が裏には隠されてます。
こんな事をさらっと言える会社・・・パイオニアの凄さを垣間見た気がします。
こういうプロ根性って素敵である。俺も仕事をする上で見習いたい物だ・・・

で、話は戻って音に掛けるお金の話。
今まで色々と話して十分納得できたので、プロの仕事に賭けて+2万出す事にしました。
ご主人は「神奈川で一番の音を作っている」と言っていただけに楽しみです。
作業はスピーカーの取り寄せとかもあるので来週の水から木曜日辺りから実施。
その間YRVはお泊り(1泊2日予定)となる予定です。

よって実際の交換が終わるのは来週末かな?
プロがスピーカーをインストールすると一体どれだけの音がでるのか?
本領発揮はエージング後になるだろうけど、今から楽しみで仕方ないです♪
ご主人のプロ根性に期待する事にしましょう。
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by yrv9985-2450 | 2008-01-10 05:54 | 雑記 | Comments(0)