坂の上の雲 読破

釣りに行かず、結局「坂の上の雲」を読破しました。
全8巻、これだけの長編を読んだのは久しぶりです。
これ以上の長さといえば「銀河英雄伝説」だの「三国志」だの数えるぐらいである。
1巻を買ってから約2週間。たまにはこういうのもいいものです。

実際に「坂の上の雲」は面白い小説でした。
その時の時代背景とかが細かく描写されていて、非常に勉強にもなりました。
特にロシアの成立した背景とかは(今まで興味を持たなかった事もあり)「なるほどな・・・」と感心したと共に、今の日本人が抱える欠点をこの当時から抱えていたんだなとも感じました。
例えば「熱しやすく冷めやすい」とか、「攻撃あるのみ」とか、マスコミが馬鹿だったとか・・・
特に「国際感覚に乏しい」というのは今も全く変わっていませんね。

こうなった訳は司馬遼太郎氏曰く、「国民教育が軍事拡張の為追いつかなかった」為らしい。
軍事拡張をしなければそもそも日露戦争なぞできず、日本はロシアの属国になっていただろうから、こういう風になったのもある意味仕方がないところだったのかもしれません。
まあ今の日本はロシアの属国で無い変わりに、アメリカの属国みたいになっていますが・・・

この時代を知る事により、今の日本のあり方についても考えさせられました。
もし日露戦争に負けてロシアの属国になっていたら・・・今頃の繁栄はありえません。
グルジアみたいに戦争に巻き込まれていた可能性も大です。
(グルジアとロシアの戦争のニュースも、ビックリするぐらい日本のマスコミの扱いは軽い・・・)

それを考えると、この時代の人達は凄い事をしたものです。
こういう人達がいて今の俺らはなりたっているという事を知って欲しいですね。
そういう意味でもいい小説でした。やはりこういう小説は勉強になりますなあ・・・

8巻の巻末に「あとがき」があるので、これは寝る前にでも読む事にします。
次は何を読むべきか・・・「街道をゆく」や「徳川家康」のような大長編か?
それとも見方を変えて推理小説とか恋愛小説とかを読んでみるとかw
いずれにしても、本屋さんに行ってじっくりと考える事にしましょう。
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by yrv9985-2450 | 2008-08-14 20:09 | 雑記