1年ぶりのヤビツ
近頃色々な事で悩む事が多くなり、ストレスが溜まり気味な気がしていました。
俺の悪い時のパターンは、常に色々な事を考え過ぎてごちゃごちゃにしてしまいます。
それがストレスを生み、さらに新たなストレスの原因となる・・・という悪循環に陥っている気がしていました。
という事は・・・このストレス、どこかで解消しなくてはダメでしょう。
俺にとってのストレス解消とは・・・やはり自転車が一番てっとり早いですね。
自転車に乗って峠で追い込めば、物事を考える余裕など無くなります。
常日頃考え過ぎのきらいがある俺は、こうして強制的に思考を停止する事も必要なのでしょう。
思考停止をするだけならば酒に逃げる手もあるが、運動だと少なくとも健康的だし・・・
という事で、先日より涼しくなってきたのを機に峠へ行きまくる事としました。
第一弾が先日の土山峠→大垂水峠と繋いだ90km。
久々だったせいか意外とダメージが残り、日曜日は偏頭痛気味で乗る事ができませんでした。
それから2日空いた今日、休日出勤の代休で俺は休み。
せっかくなので、土山峠よりも楽しめる峠、それも自分を追い込める峠へ行こうと思いました。
自分を追い込める峠と言えばやはり筆頭がヤビツ、次いで箱根でしょう。
箱根は単日の休みだとちと遠い・・・となればヤビツか。
という事で前置きが長くなりましたが、約1年ぶりにヤビツ峠を登ってきました。
最近は雛鶴峠や和田峠等、相模湖方面を攻める事が多く、なかなか機会がありませんでした。
最近休日のヤビツは混むというので、行くならば空いている平日かな?と・・・
そういう意味だと、今日は絶好のヤビツ日和?だったのかもしれません。
せっかくヤビツに行くので、名古木の交差点から頂上までタイムアタックをする事にしました。
ヤビツのタイムアタック、神奈川の峠好きの自転車乗りなら一度はやっている筈です。
ちなみに1年前の俺の記録は1時間8分51秒と非常にお粗末な記録。
あれから1年。俺も少しは成長した筈なので、せめて1時間は切りたいところです。
よって、今回の目標は1時間切りにする事としました。
名古木のコンビニで一服入れてから出発。前半の蓑毛の急勾配をいかにこなすかがポイントです。
1年前は蓑毛でヘロヘロになり、その後もインナーロー固定でしか登れませんでした。
あれから1年。峠道も随分走ったし登り坂の走りかたも大分変りました。
今の俺の実力がどこまで通用するのか、楽しみにしながら登って行きました。
今回の作戦は蓑毛の急勾配はゆっくりと登り、その後の菜の花台までの緩斜面でタイムを詰める作戦。
和田峠の12%と比べれば蓑毛の7%はまだ行ける筈、だったのですが・・・
蓑毛の急勾配で今回もしっかり足を使わされてしまいました。
蓑毛を過ぎた辺りでもうすでに足は売り切れ気味。心拍数もすでに170オーバー。
それでも緩斜面でギアを1~2枚重めに入れ、少しでもスピードアップを図りました。
蓑毛を過ぎて20分、菜の花台まで40分とそこそこのペース。
これなら52~3分で登りきれるかな?と思いきやここからが長い。
なかなかゴールが見えない内に時間がどんどん過ぎていきます。
1時間切れるかどうか微妙な中、最後のラストスパートを掛けたら向かい風の強風が・・・
そんな中で這うようにして頂上へ到着。タイムはというと・・・
59分22秒
ギリギリですが1時間切りを達成しました。残り38秒ってどれだけギリギリなんだか・・・
途中の緩斜面での頑張り一つ分、何とか1時間を切れたのでしょう。
ゴールした後はしばらく動けませんでした。久々にここまで追い込みましたね。
下り途中に菜の花台の展望台に寄って記念撮影。
江の島から小田原、果ては富士山まで見渡せる大パノラマでした。
これだから峠はやめられないんですよね。
ただ体力を使いすぎたせいで復路はフラフラ。向かい風だし、涼しいのに心拍数落ちないし・・・
帰宅するなり部屋に寝転んで昼寝してからやっと回復。やはりヤビツは厳しかったですね。
とはいえ、それだけ追い込んだ分こざかしい事はすっかり頭から消えました。
やはりこういう気分転換は大事。ストイックにやる方が俺向きなのでしょう。
ただしいつもやると確実に体がついていけなくなるので、こんな走りは時々にした方が良さげです。
峠での心拍数が高かった分、帰ってから泥のように寝たり、立ちくらみを感じたりしたからね。
ヤビツの次は箱根か奥多摩ですね・・・
早速来週の日曜、にすると体力が持ちそうにないので、少し間をあけましょう。
箱根か奥多摩に行くのは恐らく10月中旬頃になりそうです。
時折平地もまぜつつ、楽しんで乗り込んでいきましょう。
by yrv9985-2450 | 2011-09-27 20:35 | 自転車