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振り返り① 入院準備

退院して数日経ちました。

まだまだ本調子にはほど遠い感じはしますが、寝てばかりいても体力は戻りません。
そこで歩行訓練として、周囲を散歩したり、部屋で体操をしたりしています。
疲れはするものの、近所の店に行きつつ1時間強歩けたので、何とかなりそうです。

それはさておき。
入院に至るまでの準備や入院生活等、今後の事も踏まえ色々振り返りたいと思います。
まずは入院するまでの準備から書いていくことにしましょう。

入院するにあたっての準備は、大まかに2種類ありました。
具体的には手術を迎えるにあたっての気持ちと、入院生活を送るための荷物の準備。
気持ちについては前にも書きましたが、開き直るよりありませんでした。

もちろん開き直るまでは色々葛藤もありましたが、(先天的に)偶然おできが脳の調子悪い所にあり、視神経に影響を与えだした。このままでは失明する。」のだから、もはや運命として受け入れざるを得ません。
その分開き直りやすかったと思います。おかげさまで手術も(気持ち的には)楽に迎えられました。
むしろ前夜、同室の爺さんの騒音で眠れなかった事の方がつらかったです。

仕事についても入院、手術が濃厚となるのが早かったので、数か月前から引き継ぎの準備が出来ました。
見つかった経緯も含め、運がよかったと思います。昔から悪運だけは強いんですよね。ありがたいことです。

なのでここからは、荷物の準備について書きたいと思います。
入院、手術が濃厚となりだした4月あたりから、必要であろうものを調べていました。
結果準備したものと、使った物はざっとこんな感じです。



準備した持ち物 (赤字は特に役立ったもの、取り消し線は使わなかったもの)

■新規購入
紙コップ、ウエットティッシュ、湯飲み割りばし使い捨てスプーンバスタオル、下着、スーツケースタブレット端末とカバー、お守り、タブレットスタンドUSB充電ハブアカスリ、シャンプー、ボディソープ、パジャマ2着タオルS字フック、付箋、100均の区分け袋、衣料圧縮袋、書類格納用バインダスリッパ洗剤、ビニール袋(5ℓ袋50枚入り)、クリップ、入浴道具入れ(ビニール製)

■レンタル
ポケットWifiルーター日々の入院着タオル(1日当たりバスタオル1枚、タオル2枚)

■家から持ち込み
洗面道具一式、爪切り、耳かき、本(歴史の本3冊と、頭蓋咽頭腫パーフェクトブック)、お薬手帳、頭痛薬、靴下、ふりかけ、タオルハンカチ、眼鏡拭き、ポケットティッシュ、手帳、メモ帳、筆記用具、眼鏡、スニーカー、充電用ケーブル3本、イヤホン2つ(予備含む)、耳栓、自転車の鍵(リング状のもの)

■病院(コンビニ含む)で調達
雑誌(BUBUKA)、本1冊、手術用ストッキング(エコノミークラス症候群防止)、頭の手術跡を抑えるバンド、日経新聞、調味料(塩、しょうゆ)、箱ティッシュテレビカード

■持っていけばよかったもの
携帯ラジオ、肩がこらない文庫本数冊、つけ心地のよい耳栓



特に準備してよかった物は、暇つぶし系(タブレットやWifiルーター等)と調味料でした。

入院中は病室、談話室ともとにかくにぎやかで、静かな場所がありません。なので空き時間はひたすらイヤホンをつけてネット動画を見たり、音楽を聴いたりして自分の世界に入っていました。(そうしないと、聞きたくもない他人の病状や家の話が耳に入ってくるので気分が持たない。)

入院中の暇つぶしはテレビが有料なのでネットが主だろう。そうなるとスマホでは画面が小さくて動画を見るのが辛いから、タブレットを用意してSKEの公演や無料のネット動画(abemaTV等)を見よう。回線はデザリングだと通信制限が濃厚だから、ポケットWifiルーターをレンタルしよう。という考えがあたりました。

ポケットWifiのレンタルは通信量月無制限のルーターで1万円、タブレットも台湾製の格安タブレット(2万円)とはいえ合わせて3万円ほどの出費となりましたが、性能も満足で十分元は取れたと思います。

また調味料は当初想定外でしたが、病院食の味気無さが想像以上だったため必須でした。

スルメのふりかけが非常においしかったこと!

今まで食べたどんなグルメよりもおいしかったです。体感的には釣り部で行った叙々苑の焼肉以上でした。
本当、これが無いと入院生活を乗り切れたかどうか怪しいです。

あとは100均の区分け袋が意外なヒット。
ビニールのポーチに洗面道具を入れたり、ジップロック状になっている袋に小物を入れたりとかゆい所で大活躍でした。この区分け袋は常用薬の整理(飲み忘れ防止)にも使えそうです。例えば1日分の薬を入れた袋を、区分け袋に1週間分用意しておくとか。
ジップロックの小さいものを用意する手もあるので、使い勝手を考えていきましょう。

逆に使わなかった物。

まず親父殿のサポートのおかげで、洗濯用具は使わずに済みました。
衣類やタオルも、有料ながらレンタルセットが用意されており自前の持ち込みは下着だけで済みました。
有料とは言え日々新しいものに取り換えてくれ、洗濯不要なのは療養中の身にはありがたかったです。

食器類もネット情報では必須と書かれていたので準備しましたが、毎食ついてきたので不要。
しかもコンビニが病院にありいざとなれば現地調達が効いたので、わざわざ持ってくる必要はありませんでした。入院前週の検査時に、しっかり下調べをしておくべきだったと思います。

もう少しこだわるべきだったのは耳栓。
使わないと思いつつも念のため持って行きましたが、予想以上に様々な音が気になるので術後1週間は頼りっぱなし。しかし耳が痛くなるので3時間の装着が限界でした。騒音が遮音できても、耳の違和感で結局夜中に目が覚めるという事も何回かあったので、つけ心地にはこだわるべきでした。

長くなりましたが、入院準備の総括はこんな感じです。
予想通りだった事、思いもしなかった事等色々ありましたが、致命的な準備不足が無くてよかったです。
入院しない事に越したことはないとはいえ、色々な経験ができ社会勉強になりました。
次は実際の手術と、術後の経過について振り返りたいと思います。

by yrv9985-2450 | 2017-07-17 23:00 | 闘病記