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余計に混迷・・・グラスもありなのか?

先日は3年連続でフィッシングショーに行ってきました♪
この時期の年に一度のお楽しみである。
早速いつもの如くバックと抽選券を買い中へ。
色々とブースを見た後で、並木さん田辺さんのセミナーを聞いていました。

セミナーのお題は、「本当のバスフィッシングとは」という事。
田辺さん、並木さんの釣りに対する考え方とか、勉強になりました。
二人とも言っていたのが、「あなたのやりたい釣りをやりなさい。」という事。
すなわち、雑誌とかに踊らされず、自分が本当に楽しい釣りとは何なのかという事。
「このルアーで釣りたい」とかいう事ではなく、「このルアーをこういう理由で投げて、結果として釣った」という風に考えていければ面白いですよね、という事でした。

そうやって考えて釣った1本というのは物凄く価値があると思う。
実際俺もその領域に行きたいのだが・・・まだまだ引き出しが圧倒的に足りません。
が・・・向かっている方向性そのものについてはまあ間違ってなさそうです。
流行物のルアーよりも巻物、特に今年はクランクを極めたい!という自分なりの方向性や釣りの形を作ろうとしている事自体は間違ってなさそうです。
そこまでの課題はそれこそ山積みではあるが・・・

そんな為になる話を聞いた後、本格的に各ブースを見に行く。
今回の目的、それは巻物用ロッドをあれこれ見る事。
SHIMANO、DAIWA、マルキュー(ノリーズ)、エバグリ、オリムピック、ティムコ・・・
本命のダイコーこそこないが、見るべきメーカーはごまんとあります。
フィッシングショーだと全ての番手の竿が触れるからまたとない機会、という事で巡回開始。
まずは意外にもエバグリ。ここのスーパーノヴァシリーズが気になる・・・
新製品のスーパーノヴァXTも触ってきました。

スーパーノヴァシリーズは触ってみると結構感触がいいんですよね。
そこそこ軽く、粘りもありそうである。
その中でも特にスーパーノヴァとスーパーノヴァ66がいい感じ。
特にスーパーノヴァ66は使いやすそうです。

そういえば今江さん、ただならぬオーラと取り巻きを携えていらっしゃいましたよ・・・
俺みたいなヘタレアングラーは近寄りがたいオーラを発してたな・・・
頂点に立った上にガンという病気も乗り越えた人だからね。
オーラはその辺から醸し出されている物なんだろうけど・・・
ただその近くでいろんな人にペコペコして挨拶していたサル番長こと関和さん、いい人やな・・・♪

その後はSHIMANOブースへ行きファイナルディメンジョンをチェック。
ファイナルディメンジョンには610クランキングシリーズというものがあり、一番汎用的なのがTS-1610MLFという竿。
この竿も触ってみたり曲げてもらったりしてきました。
触ってみた感じとしてはスーパーノヴァ66よりも長い分取り回しは悪そう。
が、クランクにはある程度飛距離が求められる。
それに加え、ロッドが長い方がロッドワークで障害物をかわせるので有利でもある。
6フィート10インチというのは、そういう上で結構考えられた長さだと思いました。

ただSHIMANOではファイナルディメンジョン以上にメタニウムmgDCの方が気になりました。
デジタルブレーキの話を聞いたが、デジタルって凄いね。
向かい風を察知して瞬時にブレーキをかけ、バックラッシュを防止してくれるんだそうな。
そんなブレーキがあったら釣りも楽しいだろうな。
どんなうまい人でもバックラッシュはするからね。
俺も欲しいな・・・と思ったがお値段は55000円。
アンタレスやカルカッタのDCと比べれば安くなったが、まだまだ手が出ません。
遠心ブレーキならば、最高級の機種が3万円強だせば手に入りますからね・・・

あと気になったのはティムコとオリムピック。
まずはティムコ。ELTクランクシャフトというグラスロッドのシリーズがある。
後は遥かに予算オーバーだが、テクナファストムービングシリーズというとてもお値段の高いシリーズもある。
せっかくなので色々触ってみようかと様子を伺っていると・・・
「そんな後ろで見ていないでもっと触っていってくださいよ。」と市村さんに声をかけて頂きました。

せっかくの機会なので、市村さんに色々と聞いてみる。
「クランク用の竿が欲しいんですよ・・・」と切り出すと、「テクナよりもクランクシャフトの方がいいですよ。」という事でした。
市村さん曰く、「クランクにはグラス以外使わないですね。」との事。

その心は・・・まずグラスだと汎用性が高い為無理が利く。
1/4ozぐらいのスモールクランクからビックベイトまで1本の竿(ELT-CS70CMJ)で投げているそうだ。
その上食い込みがいいのでバスのバイトを弾く心配が無い。
ただし・・・デメリットは重い事。そこは市村さんも言っていました。
ただ、市村さんがそれを承知の上でグラスしか使わないというのは、それだけメリットがあるからという事でもある。
重いからグラスは無しかな?と思っていたが、あながち悪くないかなとも思えてきました。

オリムピックブースではヴィゴーレヴェトロをじっくりと見てみる。
ヴィゴーレヴェトロはさっきのELTクランクシャフトと比べると相当軽い。
だが、正直言って「バイト弾かないかな?」と少し心配になります。
魚を掛けて、釣ってナンボなので、軽いだけでは・・・という気になります。
かといってグラスロッドを1日振り続けられるのか?

フィッシングショーで答えを出すつもりが、余計に混迷を極めてしまいました。
帰り道の保土ヶ谷バイパスの渋滞にはまりながら考えてみたが、コンポジットとグラス、どちらにもいい点があるので答えが出ない。
コンポジットは軽い分キャスト精度とかが良くなるだろうし集中力も持つ。
が、高弾性カーボンほどではないがせっかくのバイトを弾く可能性も・・・
それならばわざわざコンポジットの竿を買う必要があるのだろうか?
一応パトリオットだって「ファストムービングモデル」という側面も持っている訳だし・・・

その点グラスは魚を掛けたらこっちのもの。
だが、その重さが最大の難点。これは鍛えて克服すべきなのか?
あるいはリールを軽めにするというのも一つの手である。
しかし・・・リールはガッチリした物の方がいいと思うんだけどな。
特に巻物の場合、一番酷使する道具である訳だからね。
(実際メタニウムXTは去年1年でかなり酷使しました。)

やはりゆっくりと考えてみる必要がありそうです。
が・・・今回は色々と勉強になりました。
それとせっかく行くんだから、色々と聞きたい項目をまとめていかないとダメですね・・・
竿のマテリアルによる使用感の違いとか、もっと突っ込んだ所を聞いても答えてくれるだろうし。
実際気にしている所はそういった部分な訳だからね。

中古でグラスロッドがあったら購入を考えてみるのも手かな?
一度使ってみる事が一番よく特徴が分かるだろうからね。

by yrv9985-2450 | 2008-02-10 00:28 | 釣り