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冬になっての変化?

昨日は今年最後の通院日。以前疑問に感じたことを色々先生に聞いてきました。

まず甲状腺ホルモン。
最近寒がりになった事や風邪を引きやすくなった事を伝えると、次詳しく検査してみる事になりました。
毎回30分安静の上採血を行い様子は見ていますが、今回もやはり正常値。
こういうのは自覚症状が大事らしいので、疑問に思ったことはとにかく伝えた方がいいそうです。
なお「正常値の中で術前から値が下がっている」というのは、あり得る話だとは言っていました。

そして男性ホルモンの方は、昨日から注射が週1回(月曜)→2回(月、金)に増えました。
こちらも別に異常値では無いですが、先生によると週3回の注射がポピュラーなやり方との事。

確かに日によって、「今日は静かにしていたいな…」とか、夕方のガス欠を感じる日があります。
この原因も何なのか今一つ分かりませんが、男性ホルモン(テストステロン)が活力に係わるのも事実。
なので1回増やして様子を見ましょう、という事になりました。

という事で昨日、家に帰ってから早速注射。だいぶ慣れてきましたがめんどくさいです。
特に「ゴナトロピン」という男性ホルモンの元となるものは、注射針で打つしかありません。
その準備でアンプルから薬剤を作るのが結構面倒です。これで10分ぐらい時間が取られます。

準備さえできれば、後は度胸で打つだけなんですけどね。
これも日によって痛さが異なり、どうすれば痛い、痛くないが変わるのかも分かりませんが…

ただ男性ホルモンの薬は高い。特にゴナールエフ。
昨日処方量が増えた分、薬価がひと月分で遂に2万円を超えました。
来年から医療費控除の確定申告が必須ですね。めんどくさいですが仕方ありません。

考えれば考えるほど、まだまだ分からないことばかりです。
またどうやら、冬になった事で色々顕在化してきた事もあるようです。
特に寒がりになったのは対策が必要そうで、暖房器具やダウンジャケットの購入も考えてます。
とにかく、体調最優先で気を付けていきたいと思います。

# by yrv9985-2450 | 2017-12-23 12:07 | 闘病記

風邪の治り

久しぶりの投稿です。前回から1ヶ月半。
MRIの結果も11月に出て現在再発の兆候なし。注射にもだいぶ慣れてきました。

ただ冬が本格化してきたせいか、今年既に2回風邪をひきました。1回目は11月中旬ごろ。
喉が痛くなり数日間のど飴が手放せませんでしたが、いつも通り普通に過ごしているうちに解消。
毎年季節の変わり目にこういう事はあるので、まあいつものことかと思っていました。

2回目は今週。寒かったせいか水曜からそこそこ熱も出て、金曜日の夕方まで下がりませんでした。
今度は木曜日病院に行くとやはり風邪。
無理せず会社に行ける状況だったので普通に仕事はしていましたが、同僚から「病人の目をしている」と言われ心配される始末でした。

ちなみにこの時は熱が下がるまでの木、金曜日に昼間コートリルを1錠ずつ頓服。
特に熱が38度まで上がった木曜日は、夜結構だるかったですね。
これも風邪のだるさか、コルチゾール不足のだるさか分かりませんが、結果頓服して正解だったと思います。
万が一、動けなくなればそこで終わりですからね。

ちなみに熱が38度を超えた場合、コートリルは普段の3倍増(朝2錠、昼1錠、夜1錠、就寝前0.5錠)でいいらしいので、38度に上がった夜にはもう1錠コートリルを頓服したほうがよかったかもしれません。
このへんの加減は、いろいろ経験していくしか無さそうです。

結局土曜日には何とか収まりました。フラシーボかもしれませんが病院の風邪薬は効きます。
ただ症状は以前よりも重くなった気がします。
熱が出続ける事もあまりなかったし、体力の落ち込みもかなり感じました。

これが年齢のせいか、ホルモンの分泌のせいなのかは分かりません。
ただ一つ言える事は、去年と比べ変化が出てきているように思えます。

例えば今年、今までより体が冷えやすくなったような気がします。部屋を暖めないととにかく寒いです。
1シーズン、それもひと月の間に2回風邪を引いたこともそうです。今までこんなことありませんでした。
思えば「感染症には気を付けて」とは予め言われていました。

抵抗力に関係すると言われている、甲状腺ホルモンの値は正常値との事でした。
ただ術前と比べた増減をしっかりと把握しているわけではありません。
と思い甲状腺ホルモン低下症のパンフレットを見返してみたら、「寒がりになる」とか「代謝が悪くなる」と書いてます。症状的にビンゴです。かなり思い当たる節が出てきました。

俺は半端ない汗っかきで、冬でも汗をすごく掻く人でしたが、最近そうでも無くなって来ています。
今回の風邪の時も、初日の夜はあったかくしたのに汗はほとんど掻きませんでした。
(ただ汗を掻かない間、尿崩症は落ち着いていたような。これもよく分かりませんが…)

以前より風邪を引きやすくなったというのもそうかもしれません。
甲状腺ホルモンは現在正常値でも、手術により「正常値の範囲内で下がった」というのは十分考えられます。

と、このブログを編集していて気が付きました。やはり振り返りは大事ですね。再開した意味がありました。
ちなみに男性ホルモン治療の方は至って順調です。
ゴナーフエフという不妊治療用の注射を打ち出してから、なんとなく普段から元気になってきました。
集中力と意欲が増したというか…これは男性ホルモン(テストステロン)が分泌された結果のようです。

人体、特にホルモンって不思議ですね。
甲状腺ホルモンも含め、俺の症状を見て先生も首をかしげるような事が多いので、完全には分かっていないのでしょう。(「まあ、この値は正常なのでいいんですけどね。」という事を聞くことも多いです。)

なぜ尿崩症で冷たい飲み物が飲みたくなるのか。なぜ不妊注射用の注射を打ちだしたら元気になるのか。
考え出したらきりがありませんが、自分の体をもっと知るためにも、先生とよく話してみたいと思います。

# by yrv9985-2450 | 2017-12-17 08:01 | 闘病記

頓服 その2

前回投稿から約1ヶ月。その間に一度通院もし、注射も1種類増えました。
またよく分からん、と言っていたコートリルの頓服についても、なんとなくですが分かってきました。

先日の台風21号が上陸した際。
夜中に家の外の電線から火花が出て、消防が駆け付け避難する騒ぎになりました。
(台風が巻き上げた海水の塩分が電線に付着すると、こういう事が起こる模様です。)
騒ぎが起こったのが夜中3時半過ぎでとりあえず屋外に避難。結果事なきを得て収まったのは朝6時前。
その日は月曜日だったので、その後寝ずに出勤する羽目となりました。

その日は3時半起きだったため、避難解除となる直前の朝5時ごろからぼ~っとしてきました。
なので即座にコートリルを飲んで対応したと共に、為念でいつもは飲まない昼食後に1錠頓服。
終日ぼ~っとしていたため会社は定退したものの、何とか1日乗り切る事ができました。
頓服した事による当日、翌日の副作用等、特に影響は無し。なるほどこういうことか…

主治医によると、2週間ぐらいなら頓服を続けても問題ない模様です。
となると、こうした時は案外気楽に頓服すべきものなのでしょう。

今日も朝2時半にふと目が覚め眠れなかったので、5時過ぎまでネットを見たり、PCで麻雀をしていました。
今日の朝のコートリルは少し寝た後の朝7時前に飲んだのですが、その前はいつもと比べ、体を動かすのが億劫な感じがしました。普段も夕方過ぎになると集中力が続かなくなり、少しだるい感じがしてきます。

この感じは夕食後、定常通りにコートリルを半錠飲むと解消され、10時ごろの睡眠までは持ちます。
(それ以上の夜更かしは、術後なかなかできなくなりました。)
恐らくこの「億劫な感じ」が、コートリル頓服が必要なサインなのでしょう。

要は色んな行動の元となる「コルチゾール」が下垂体摘出で出ない、よって体が動かしづらい。
これが酷くなるといわゆる副腎不全となり、動けなくなり救急搬送、という事になると思われます。
まあ今日は終日雨なので家でゆっくりするつもりなので、こういう日は頓服するまでもありません。
休んでいい時は、ゆっくり休めばいいことです。

逆に仕事とかでも、朝から立て込んでいる日とかは夕方確実に燃料が切れます。
こうなると夕食後、コートリルで一息つくまではぼ~っとすることが多いです。
帰ってSKEの公演を見ながらぼ~っとしている、なんて状況も多々あります。

ではそうなる度に頓服すればいい、という訳にもいきません。
先に書いた通り頓服は2週間が限度。仕事で週2~3回常に頓服する状況だと副作用が心配なので、緊急事態にならない限り頓服をしてまで仕事をするつもりはありません。
となるとある程度仕事は抑えざるを得ません。当然体第一なので。
社会情勢的に年齢的にも、今までのやり方から色々シフトしないといけないのでしょう。

まるで自分で人体実験をしている感じです。先月から注射している男性ホルモンも、少しずつ性格や行動に変化が出てきている感じもします。(何となく、集中力が増すようになって来たような…)それによってコルチゾールとの兼ね合いも変わってきた感じもするので、主治医が言う通り様子見をしながらの毎日です。

次は今週末MRIで、取った腫瘍が再発していないかどうかの検査。
目に見えないホルモンが関係していて色々ややこしいですが、だからこそ知的好奇心が刺激され、もはや楽しい部分も出てきました。
腫瘍が出来なかったら、紀伊国屋書店の医学書コーナーで7000円の本なんか絶対に買いません。

手術に失敗していたらブログ更新どころではなかったと考えると、今の状況は幸せです。
注射やらいろいろあって確かに大変で長い付き合いになりますが、俺は前向きに考えてます。

術前を1とすると今は0.7ぐらいの状況ですが、0になる可能性もあったので俺の中では0+0.7です。
決して1-0.3=0.7とは考えていません。言いたいこと伝わるかな…?
主治医のいう事をよく聞きつつ、色々周囲の助けも借りつつやっていきたいと思います。

# by yrv9985-2450 | 2017-10-29 11:56 | 闘病記

うまくいったっぽい…

仕事から帰ってきて、ドキドキしながら注射してました。
エクセルで作った手順を見ながら、自分のお腹に注射針をプスリ。

思ったよりも痛みはありませんでした。
血も出なかったし、案外こんなものなのか?
と思いきや、終わった後注射部位が、蚊に刺されたみたいにぷくっと膨れました。

俺何かやらかした?と思い早速ネットで検索。
どうやら、皮下注射の場合薬剤を注入したらこうなるものらしいです。

理由は薬剤が吸収されるまで、脂肪の層の上にあるためだとか。
代謝で吸収されるものみたいなので、これはこれでいい模様。

今のところ赤くもなってはいないので、どうやら成功したっぽいのでよかったです。
まずは一安心ですが、まさか自分で注射をするようになるとは…
これから慣れていくしかないですけどね。

さて。ゴナトロピンを入れて俺がどう変わるか。
男性ホルモンを入れると、色々積極的になる模様です。
それによって、今までとは違うパランスが必要になる場面もあるかもしれません。
慎重に様子は見極めていきたいと思います。

# by yrv9985-2450 | 2017-10-02 21:04 | 闘病記

頓服

注射手順、エクセルで作ってみました。
後は注射器の水切り用に使うプラスチックトレーを買い、毎回これを見ながらやればなんとかなるでしょう。

頓服_c0001632_06123079.jpg

それはさておき。
懸案となっていたコートリルの頓服、先日主治医に聞いてみました。
結論から言うと…

「たまにですよね。全然やってくれて構いませんよ。大丈夫です!」

俺は副作用にビビりすぎなのかもしれません。週1の遊び時ぐらいなら頓服で全然OKのようです。
感覚的に半日色々動いたり、定時を少し超えて働くとだるさが来る時があるので、夜勤とか終日予定を入れたりする時は積極的に頓服していいのかもしれません。昨日も1日だるく3~4時間は昼寝をしていたのですが、こういう時も頓服していいかもしれませんね。

実は先般釣りに誘われましたが、副腎クリーゼのリスクが排除しきれず断りました。
頓服をすれば多分大丈夫だが、そもそも頓服をそんな気軽にやっていいものか、と…
また副腎クリーゼ発生→即病院直行なので、迷惑を掛けたくないというのもありました。

このニュアンスだと、為念で昼間に頓服しておくような感覚で全然いいみたいです。
主治医曰く「試してみるしかない」との事なので、積極的に頓服していくべきもののようです。
ただ試すにしてもどこで試すべきなのか…エラーが出来ないだけに慎重になります。
人に誘われて迷惑を掛ける事だけはしたくないですし。

やはり目安は「だるくなるだろうけど、まだ動きたい」時になりそうです。
まず仕事で頓服することは出来る限り避けましょう。日常的になりそうなので。

仕事関係はよほどのトラブルや夜勤でない限り、疲れたら翌日!という考えで行きましょう。
幸いデスクワークだし、俺は無理するとどこまでもやってしまうのでとにかく体優先で。
大体無理する事が求められてる時代でもありません。やりすぎると会社に損害を与えます。
ただ数日仕事が続きだるい時や、夜都心に出かけないと行けない時は、昼に頓服していいかもしれません。

頓服が必要そうなのは、どちらかというとプライベートの方ですね。
ライブ、旅行、釣り、ゴルフなど、確かに仕事より体の負担は大きい気がします。
じゃあ目安はどれぐらいなのか?

感覚として外で遊びに行く場合、都心に行くと半日で疲れてきます。
例えば先日ホルモンの本を買いに新宿の紀伊国屋書店まで行って来ましたが、昼飯を選ぶのがめんどくさくなり半日で引き上げました。
これまでならばせっかく新宿にいるのだし、ラーメンを食べて伊勢丹でウインドーショッピングし、どこかの神社か寺によって帰宅ラッシュ前に帰る、というのが普通でした。
これを再現しようとなると、コートリルの頓服が必要になりそうです。

あと参考になりそうなのは、職場復帰前に行った出勤訓練の結果。
この時は上司の勧めで敢えて3日連続で外出し、体への負担を確認していました。
初日は大和市図書館→藤沢へ行き3時過ぎ帰宅、2日目は上野の国立博物館→科学館へ行き4時過ぎ帰宅、最終日は横浜のスタバへ行った後パシフィコ裏の臨港パークで時間を潰し、5時過ぎ帰宅の行程でした。もちろんコートリルの頓服は使っていません。

この時はその翌日ゆっくりしたら「案外いけるな」という感じでした。
ただ仕事は休んでいた時期なので、溜まった疲れは少なかったと思います。

またこの時は真夏だったので、涼しかった3日目を除けば極力室内施設を選んでました。
国立博物館、科学館に行ったのもそのためです。それでも普通の出勤訓練と比べてかなりハードでしたが…
(出勤訓練といえば、本当は図書館等で時間を潰す方が普通です。ただ図書館は夏休み期間中で子供が多かったのと、読みたい本があまりにもなかったので脱出して色々なところをウロウロしていました。藤沢のジュンク堂の方が、買ってでも読みたい本が図書館よりもたくさんあったし…)

そう考えると、途中休みながらだと頓服無しでも乗り切れるかもしれません。
ただ街中の喫茶店は混むんですよね。移動の電車も座れなかったらだいぶ体力を消耗するし。
となると様子を見ながら、昼で多少しんどい、まだ動きたい時は頓服すればいいかもしれません。
要は臨機応変に、という感じでしょう。俺が一番苦手な事ではありますが…

部屋の片づけをやる、なんて時もそうかもしれません。これも「休めるときは休む」を基本線で。
いずれにせよ頓服するとどうなるのか、今度だるい時があれば試してみましょう。
後遺症、副作用を必要以上に怖がらずにいきたいと思います。

# by yrv9985-2450 | 2017-10-01 07:40 | 闘病記